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買った人に聞く!新築マンション購入のリアル体験談

投資用のマンション購入を経て、住居用のマイホームを購入。そのときの経験があったので、理想的な家を手に入れることができました。

プロフィール
名前:Kさんご家族
購入:2007年6月
エリア:東京都杉並区→東京都西東京市
家族構成:夫、妻、娘
間取り・総面積:3LDK・70m2
購入価格:4,680万円
頭金:1300万円
ローン返済年数:35年
ローン返済額(月):12万円

賃貸よりも毎月の支払いが少なかったので。1軒目はある程度勢いで購入しましたね。

2007年6月に、西東京市内で新築マンションを購入したKさん。マンション購入は二度目のことで、1軒目のマンションを購入したのは2006年の11月でした。「その前は賃貸マンションに住んでいたんですが、家賃を毎月11万円くらい払っていましたね。その賃貸のすぐ近くに新築マンションのモデルルームがオープンしたので見に行ったんです。同じくらいの広さで、新しくて設備がいいのに、ローン返済は毎月9万円くらいになるというので、賃貸に住むよりもいいと思って購入したんです」。いま思うと衝動買いでしたね、とご主人は笑いますが、36m2ほどしかなかったこともあり、Kさん夫婦も終の住処にするつもりはありませんでした。あくまでも、数年間住んだのち、転売するか賃貸に出すことを考えて購入した、投資用のマンションだったといいます。

2軒目のマンションはエリアを大きく広げて、郊外のマンションを狙いました。

1軒目のマンション購入後すぐに、長く住むためのマンションを探し始めたKさん。主にインターネットの検索サイトを利用して探しました。「最初のマンションは都心でしたが、次に買うマンションは、子どもができたときのことを考えて、郊外がいいと思っていましたね。都心を中心に、西、北、東にエリアを大きく広げて、会社までの通勤時間を1時間くらいに設定して探しました」。インターネットで検索して気になったマンションのモデルルームに積極的に足を運んだKさん夫妻。合計13件ほどのモデルルームを見学したといいます。そんななかでふたりが気になったのが、西東京市内に新しくできたマンション。駅から徒歩1分という立地にあり、設備や共用施設が整ったタワーマンションでした。

タワーマンションで大規模ならではの利点。低層階なら価格も抑えられます。

「タワーマンションにこだわっていたわけではないんですが、ある程度のクオリティーと共用施設を求めると、タワーマンションや大規模のマンションが理想的でしたね。タワーマンションの低層階を狙えば、値段的にも抑えられると思ったんです」。また、管理費や修繕積立金が比較的割安になるのも大規模ならではとご主人はいいます。ところが、そのタワーマンションは、周辺環境や立地、設備や共用施設も満足ながら、価格的に難しかったのだとか。一度は諦め、ほかのマンションを検討していました。「探し始めて、比較的最初のほうに見たマンションでした。それから10件ほど別のモデルルームを見ましたけど、ずっと気になっていたんです」。その後、どうしても諦められず再度モデルルームに出掛けたKさん。実は予定価格帯よりも実際の価格が低くなっていたため、購入を決めました。

階数や間取りのほかに、管理会社や施工会社など、細かくチェックして購入を決めました。

実際に購入するにあたり、階数や間取りを検討し始めたKさん。とくに階数は、何度も迷ったすえに決めました。「モデルルームに、日影システムというものがあって、日の入り方や影になる部分をシミュレーションできたんです。なるべく低層階で、でも日当たりがギリギリよくて、下の音も気にならないくらいの、絶妙な高さに決めましたね(笑)」。迷って決めた甲斐があり、今ではベランダに出ると、下の景色も上の景色も楽しめるのが気に入っているそう。また、モデルルームを見学する際、部屋の仕様や設備、間取りはもちろん、管理会社や施工会社も細かくチェックしたというKさん。「一度購入しているので、細かいところまで気になりましたね。ある程度の経験と知識を得られたので、ローンも提携のところではなく、自分で調べて審査を通したんです。書類を集めたり手続きするのは面倒でしたが、金利のよいところでお願いできたので、自分でやってよかったですね」。

オプションは何もつけませんでした。どうしても、古いものになりますからね。

第1期で購入を決めたため、床の色を変えたり、キッチンの吊り戸棚を外したりできたとKさん。けれども、オーブンや食洗機などのオプションは一切利用しなかったのだとか。「竣工まで2年近くあったので、そういったものはどうしても2年前のものになりますよね。設備は、どんどん新しくていいものに変わっていくわけですから、なるべく最新のものを使えるようにしたほうがいいと思うんです」。竣工前物件の場合は、モデルルームを見て購入を決めるため、生活のイメージが湧きにくいという考えがある一方で、最近のモデルルームには最新技術を取り入れ、住んだ時のイメージがしやすいように工夫をされていると思う、とKさんはいいます。

シミュレーションツールを使ってイメージをしっかり膨らませました。

「これは、自分で検索して見つけたんですが、実際に使って便利だったのは、パソコン上で家具の配置を3Dでシミュレーションできるツールです。部屋の間取りに合わせて、家具の大きさを入力して配置するんですが、試しに、ずっと気になっていたソファを置いてみたら、歩くスペースが全然なかったんです(笑)。ほかにも、テーブルやキッチンボードなど、大きな家具はきちんとシミュレーションしてから購入しましたね」。部屋の間取りに限らず、住む場所自体をシミュレーションしたり、マンションの眺望や採光を確認できるものも数多くあるとKさん。そういったツールを賢く使って、自分の中でイメージをしっかりと膨らませたからこそ、理想的なマイホームを手に入れることができたのかもしれません。

編集後記

1軒目に購入したマンションを、現在賃貸に出しているKさん。1軒目を購入したことで、マンションに関して知識を得ることができ、その経験があったからこそ、理想的なマイホームを購入できたのかもしれないと、ご主人は振り返ります。細かいところまでも人任せにせず、自分たちで調べ、納得して進めたマンション購入。そのひとつひとつのプロセスは、マンション購入の良いお手本になりそうです。
取材日:2010年4月8日 文:結城歩

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